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ALBA11/10号「新・ダウンブロー3週間習得法」〜日本女子オープン優勝者・畑岡奈紗選手

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「アイアンが上手くなる最強のプログラム」と題された、ALBA11/10号のアイアンレッスン特集。「5年前とは全く違う打ち方」のサブタイトルをつけた大型企画になっています。

巻頭には、先日行われた「日本女子オープン」で史上初のアマチュア優勝を果たした17歳の畑岡奈紗選手のスイング解説が掲載されています。注目の女子プロ界に現れた注目選手の記事は非常に興味がそそられるところです。

「ドライバーとアイアンで打ち方を変えていた!」と題し、「ドライバーもアイアンもスイングは同じ」の定説を打ち破った新しい選手と言う位置づけも非常に興味を引きます。

スイング解説を行った永井延宏氏は、ドライバーとアイアンの「共通する部分」と「異なる部分」の両方を解説しています。タイトルとは異なり、「どちらのスイングも左肩を低く動かす…」と共通点を強調した内容の方が目につきます。が、実際の写真を見ると畑岡選手のスイングはどちらかというと『左肩を高く保ったまま』スイングするタイプ。トップでは顔が隠れインパクトでは耳より高い位置に左肩があるのが写真でもはっきり分かります。

また、写真は7番以下と思われるショートアイアン。畑岡選手にかかわらず、ほとんどのゴルファーがドライバーよりコンパクトなトップスイングになるはずです。当然その分フットワークの量も変わるはずなので、できれば畑岡選手本人のスイングイメージを聴いて欲しかったです。

「読者目線」で考えると、若くして日本オープンを優勝した畑岡選手の「考え方」や「メンタル」を、アイアンレッスンを通して聞き出し解説して欲しかった気がします。スイングという点でも、体の柔らかい女子にもかかわらず「なぜ引き締まったコンパクトスイングができるのか?」に焦点を絞った技術論の方が今回のテーマに合っていた気がします。
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掲載写真からアドレス写真を切り出し並べてみました。写真を見る限り、スタンス幅とボール位置の違いこそあれ大きくスイングを変えている印象はありませんでした。クラブの機能上の理由でしゃくり打ちが許されないアイアンショットでは、スイングの最下点前にボール位置を決めている「基本の微調整」は感じることができました。

どうであれ、「最旬!イチ押し大解剖」の連載記事としては今をときめく畑岡選手のスイング写真掲載はタイムリーで良かったと思います。

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 ゴルフコーチ・クラフトマン・フィッターとして、数々のゴルフメディアに登場。 数多くのツアー選手をスランプから復活・優勝させた伝説のコーチ・後藤修氏の一番弟子。スイング論はもとより、クラブ計測にも深く精通しプロアマ問わずのべ7万人以上のゴルファーにアドバイスを経験。自身でツアークラフトバスを所有する。  「PCM」「ALBA」「週刊パーゴルフ」「GOLF TODAY」などで執筆を行っているゴルフライターの猿場トール氏は従兄弟にあたる。
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