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ALBA10/27号「最新・真っすぐ飛ぶ!グリップレッスン」

今年の「日本オープンゴルフ選手権」は石川遼、松山英樹、アダムスコットの3選手が揃い踏み日本男子トーナメントの歴史に残る45,000人以上のギャラリーを集めました。試合展開もスコット選手は予選落ちをするも、松山選手が期待に応え見事優勝。石川選手も米ツアー復帰に向け充実の内容で渡米することになりました。
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そんな歴史に残る大試合を表紙と巻頭に持ってきた10/27号「ALBA」ですが、せっかくならもっと「日本オープンの激闘の歴史」を扱って欲しかったと思います。
見開きの年表と何人かの簡単なインタビューで語るにはもったいない企画。古い話にニーズがない予想もわからなくはないですが、せめてあと数ページくらいはあっても良かった筈です。
ギアやスイング、外国人有名選手の歴史などネタはいくらでもあっただけに非常に残念です。
「NO.1レッスン誌」を公言しているALBAの特集は「グリップ」。日本オープンの試合にボルテージを持ってきた号での内容として、少々バランスに違和感を感じました。
「超一流の戦い」と「グリップで全て解決」は真逆に近い世界。ALBA名物の連続写真を使った「試合観戦に役立つ技術論」を企画しても良かった気がします。

レッスン特集の「グリップ」ですが、あまりに多くの人間によるあまりに多いグリップレッスンの数々。
「このレッスン試しました」に採用するにも、どれも横並びかつ真逆のレッスンと解釈が沢山。どれかを選んで試したくても、レベルやターゲットの住み分けもなく「誰が何を試せばいいのか」選べませんでした。

ただ、これからグリップを作る初心者の方や今のグリップを変えたいと思っているゴルファーにとっては情報量が非常に豊富。たくさんあるレッスンの中から良いものが見つかるかもしれません。

「日本オープン」と「グリップ」の話を結びつけるなら、ジャンボ尾崎選手のエピソードを載せて欲しかったです。40代で大復活しその後50勝以上の勝利を挙げた、世界でも例をみない「ミスター日本オープン」ジャンボ尾崎選手。彼はグリップを体に染み込ませるため、両手をグルグル巻きにして寝た有名なエピソードの持ち主。
すなわち、天才ジャンボ尾崎選手でさえ「グリップを変えることは難しい」の代表例として今まで語られている話です。

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 ゴルフコーチ・クラフトマン・フィッターとして、数々のゴルフメディアに登場。 数多くのツアー選手をスランプから復活・優勝させた伝説のコーチ・後藤修氏の一番弟子。スイング論はもとより、クラブ計測にも深く精通しプロアマ問わずのべ7万人以上のゴルファーにアドバイスを経験。自身でツアークラフトバスを所有する。  「PCM」「ALBA」「週刊パーゴルフ」「GOLF TODAY」などで執筆を行っているゴルフライターの猿場トール氏は従兄弟にあたる。
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