ゴルフ用語辞典|ゴルフペディア

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【アイアンクラブ】/ iron club

【意味】以前、クラブのヘッド素材に木製と金属製とが併用されていた時期に、金属製ヘッドのクラブに付けられた呼び名。現在ではほとんどのクラブが金属製ヘッドになっているが、以前からの慣習でこの区分や呼び名が使われている。強いて違いをいえば、アイアンはフェース面が平らなことと、そのフェース面がシャフト線より比較的後方にあることが特徴といえるが、将来的にはウッド、アイアンの区分は統合されていくと考えられる。無理に明確な違いを求めることに意義はない。

【変遷】アイアンクラブは一部特別なものは18世紀にも作られているが、本格的に発達したのは製鉄技術が発達した1890年代からだ。1840年代に軽くて傷付きやすいフェザリーボールから、硬くて重いガッタパーチャボールへとボールが変わった。そのため木のヘッドは薄くて長い、優雅なロングノーズスタイルから厚みがある形状に変わった。とともに、カットしても球が壊れなくなったため、丈夫な金属製ヘッドも使えるようになった。これがアイアンクラブが発達した背景。当初は求められる性能に合わせて個々に何種類かのモデルが作られ、ゴルファーは自分が必要とするクラブを揃えていたようだが、1920年代後半から番号を振られ、セットで売られるようになる。この頃から1950年代末までの時期、米国のメーカーが製造技術の進歩と多くのプロスタッフのアドバイスとにより多くの優れたモデルを作り出した。第2次世界大戦をはさんだ30年代後半〜40年代前半の時期のウェッジ、パター類と、50年代のアイアンクラブの名品はクラシッククラブと呼ばれ尊重されている。その後1968年にカーステン・ソルハイムがピン・アイアン(カーステン Iモデル)で鋳造製法によるキャビティバックアイアンを発表したことにより、アイアンクラブは大きな進化を遂げる。また最近では中空構造のアイアンが作られている。金属製の「ウッドクラブ」も中空構造で性能が似ている。ウッドクラブと融合する動きだとも考えられる。