写真特集 名器誕生100年史

弊社刊「ゴルフ用品業界総覧」より「名器誕生100年史」を抜粋してお届けします。
1900年から1960年代までのクラブの歴史をお楽しみください。

解説 上野 喜久男
1941年神戸生まれ。立教大学卒。渡米後、輸入業経営のかたわらゴルフを研究すると同時にクラシック・クラブを収集。新聞、雑誌等に執筆中。
著書に「クラシッククラブ大観」「究極のゴルフクラブ」等がある。

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名器誕生100年史

1.名器誕生100年史のはじまり

ゴルフのルーツを辿ると遥か12~13世紀にまで遡ることとなる。14世紀頃流行した「カンブカ」や、オランダの「コルベン」などなど、その他にも数多くのゲームが、これこそゴルフのルーツと取り上げられてきたが、決定的なものは史記にもない。

一説にはオランダを起源とし、北海を渡り対岸であるスコットランドに輸入されたゲームだという説も存在したことがある。これはオランダの画家達がクラブとボールを氷上などで操っていたゲームを絵に残していた為だが、しかし、それらの絵は19世紀の初めに画かれたことが判っており、スコットランドに於いては、それより200年も以前に存在していたのである。

1457年、ジェームス2世の時代、スコットランドの国会議事録に「Fute-ball and Golfe(フットボールとゴルフ)」の禁止令が条文として書かれており、これがゴルフという文字が初めて世に出た時であった。

ゴルフクラブメーカーとして初めて歴史に登場するのが、エジンバラのWIlLLIAM MAYNE(ウィリアム・メイン)。今日現存する最も古いクラブとしては、1700年前後に製作されたものと推定されている6本のウッドと2本のアイアンから成るセットで、スコットランド“TROON GOLF CLUB”内に保存されている。

ゴルフクラブの分類方法

ゴルフクラブの世界では古いと思われるクラブを総体的にアンティークという
表現が使われているケースが多い。
そこで私はゴルフクラブの歴史を判りやすく簡素化するために、
次の3部門に分類することによって理解を深めることができると思う。
これによって、ゴルフ自体の歴史的な背景も或程度判別しやすくなると思う次第だ。
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・アンティーク・クラブ
・クラシック・クラブ
・モダン・クラブ
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名器誕生100年史