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【ゴルファーズ・ガレージ・サムライ】試打レポート

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【ゴルファーズ・ガレージ・サムライ】クラフトマン・フィッター枝松和健です。

今回は、ウェッジの溝別スピン性能テストをレポートします。

当店のお客様に行ったアンケートで「プロのように打ちたいショット」の一つが、グリーンで止まるウェッジショットです。

大きな飛距離のドライバーショットの次に、非常に憧れの強いウェッジショットは
スコアの為というより自身の満足感を満たす魅力があります。

いわゆる「角溝」の登場以降、クラブの性能でスピンをかけられるショットになりましたが
R&Aの規制が入り、ルール規制の中で各メーカーがフェース面の処理など工夫を行いアピールしています。一部エンジョイゴルファー向けのルール規制外のものもありますが、高反発ヘッドに比べるとニッチな存在です。

テストの内容は以下の通りです。
・ロフト56度DG S200シャフト装着クラブでテスト
・タイトリスト「PRO V1」を使用
・約30ヤードのキャリー時における10球平均での比較
・弾道計測器は「スカイトラック」を使用
〜ボールスピード、打出し角、バックスピン、サイドスピン、ターゲットに対するブレ、キャリーに対するランの割合を計測
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⑴旧溝
某トッププロ使用のルール規制以前の溝です

今回一番打出し角が低く、スピン量も多く出ました。溝だけがスピン量を決めるわけではありませんが「低止めスピン」が数値にも表れました。
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⑵プレス溝 藤本「FG-Believer」

打出し角が大きい結果になりました。今回はマットでの計測ですが、スピン量より打出し角の大きさ・高さの出しやすさが目立ちます。
「扱いやすい」ウェッジと言えそうです。

⑶ナノレベル平面処理 ミステリー「211MF」

明らかに感じる「食いつき」は、低く抑えられた打出し角と高いレベルでの安定したスピン量に表れました。
非常に「ライン出し」がしやすく打ちやすかったのは、スピンを得る為のフェースの平滑さにこだわった処理です。

⑷コンピューター制御ミーリング イオン「TW15」

低い打出し角と高いスピン量が計測されました。
スイング軌道やボール位置でスピンコントロールをしやすい操作性の高いスピン性能だと思います。
コストを考えると非常に成果の高い処理といえるでしょう。

 改めて言いますが、今回の検証はFP値やヘッド重量、重心などのヘッドスペックを含まず
レンジでの弾道計測です。今後コースでの検証(動画も含め)も行いたいと思います。
 ただ、様々なフェース処理と溝はスピン性能や操作性に加えて
所有感のある美観を伴うこともあります。
 例えば、極端に荒いミーリングのウェッジやルール適合外のウェッジがもっと登場しても面白いかな?と思いました。

サムライこと 枝松和健
【ゴルファーズ・ガレージ・サムライ】
http://samurai-golf.net/
TEL.048-423-7750

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 ゴルフコーチ・クラフトマン・フィッターとして、数々のゴルフメディアに登場。 数多くのツアー選手をスランプから復活・優勝させた伝説のコーチ・後藤修氏の一番弟子。スイング論はもとより、クラブ計測にも深く精通しプロアマ問わずのべ7万人以上のゴルファーにアドバイスを経験。自身でツアークラフトバスを所有する。  「PCM」「ALBA」「週刊パーゴルフ」「GOLF TODAY」などで執筆を行っているゴルフライターの猿場トール氏は従兄弟にあたる。
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